この写真の左側のものは時々教科書などで見かけることも多いと思います。
明治24年(1891年)に起きた「濃尾地震」の震源となった根尾谷断層です。
特にここへ行こうと思って行ったわけではありませんが、この近くに行く機会がありまして、たまたま通りかかったのでちょっとだけ見てきました。
少し上から見下ろしたところ。田んぼの中に斜めに段差があるところがその断層です。
間近に見たところ。
反対から見たところ。
なお、この断層の近くには、「樽見鉄道」の「水鳥(みどり)駅」があります。
樽見鉄道は貨物輸送もなくなり、一段と厳しくなっています。大垣駅から乗り換えることができます。
戦前に大垣から福井の大野を経て金沢へ至る鉄道として作られた樽見線。もちろん、その夢は叶いませんでしたが、金沢とも縁がないわけでもなさそうです。
なお、この近くには石川県の方にはお馴染み、国道157号線が通っています。
でも、金沢から鶴来・白峰・勝山・大野を通ってここへ国道157号線で行こうとすると大変なことになります。下手をすると命を落とします。どうなるかは「温見峠」で検索してみてください。(なお、現在は通行止めの模様です)